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Vol.087 / 運動不足病ってご存知ですか?
「運動不足病」と聞くと、どんなイメージを持たれるでしょうか? 運動不足から陥る肥満やメタボリック症候群?生活習慣病?

「運動不足病」と呼ばれるものには2種類あります。1つは、身体を動かさないことによる身体そのものの機能低下。筋肉が弱り、心肺機能が落ちます。骨ももろくなり、起き上がるとめまいや立ちくらみ(起立性低血圧)を起こしたり、関節の動きが悪くなったりします。皮膚も、日光や風の刺激を受けないので弱くなります。動くとすぐに息が切れるなど疲れやすいので、ますます動かなくなって、さらに機能が落ちていくという悪循環を繰り返します。

もうひとつの「運動不足病」は、多くの人が思い浮かべる肥満やメタボリック症候群から端を発する生活習慣病です。これは、運動不足そのものが引き起こすというよりは、身体を動かす機会が少ない割に食事はカロリー過多で肥満を引き起こし、それによって高血圧や高血糖・高コレステロールなどの状態となることを言います。この場合の運動不足病の恐ろしいところは、血圧や血糖値などが高いことそのものには多少の疲れやすさ程度しか感じないのに、これらの疾患が命に関わるような二次疾患を引き起こすことです。例を挙げると、虚血性心疾患や脳卒中などですね。

ガスも電気も水道もない時代は、人はよく身体を動かしました。水を飲むにも、井戸や川まで水汲みに行かなければならなかったし、食事を作るにも風呂に入るにもまき割りから始めなければなりませんでした。冷蔵庫がないので食料はそのつど確保しなければならなかったし、洗濯は川などに行って手で洗いました。旅に出るにも交通機関がないので歩いていかなければなりません。必然的に身体を動かさなければ暮らしていけなかったのです。
ところが現代では、かつては何日もかけて歩いた道のりを、新幹線や飛行機にほんの数時間座っているだけで運んでくれますし、家事のほとんどは家電によって半分以下の労力で行えるようになりました。階段を上らなくても乗っているだけで、超高層ビルのてっぺんまでエレベーターが運んでくれます。

このような世界に住む現代人は、意識して運動しなければ、身体を動かす必要がなくなってしまいました。しかしながら、「しなくていいから」「したくないから」と運動を避けていると、どうなるでしょうか? 身体は機能低下を起こし、外からも中からもどんどん弱っていってしまいます。気がつけば、立派な運動不足病になっていることでしょう。生活習慣病に限っては食事療法も有効ではありますが、心肺機能の衰えや筋肉や骨が弱っていくことなどに関しては、運動をするしか回復の手立てはありません。

10〜20代の若いうちにしっかり運動をして骨密度や筋肉を増やしておけば、ある程度の年齢になっても筋力や体力が維持できると言われています。が、かつて運動をしていたからと言って中高年になってまったく身体を動かさないでいると、それはそれでリスクを抱えることにもなるのです。運動をしなかった人も、あきらめる必要はありません。無理のない程度にウォーキングなどから始めてみてはいかがでしょうか? 運動を持続してきた人に比べて衰えはあるでしょうが、続けているうちにある程度の機能回復が見込め、今後の老化を遅らせることができるでしょう。

有酸素運動は脂肪を燃焼しやすくすると言われ、無酸素運動は筋肉を増やすと言われています。足の筋肉が衰えてうまく歩けないなどしっかり筋肉をつけたい場合には、ウエイトトレーニングが有効かもしれません。メタボリック症候群や生活習慣病が気になる方は、ウォーキングやジョギング、エアロビクスなどの有酸素運動を心がけるといいですね。少し呼吸や心拍数が上がるくらいの負荷で行うのがベストと言われています。

でも、忙しくて運動する時間を取れない方は、「ながら運動」をお勧めします。テレビを見ながら椅子に座って脚を上げ下げしたり、ゴムなどを巻いて負荷をかけながら開閉したり、電車の中でつり革につかまってかかとの上げ下ろしをしたり、休憩時間に軽い体操をしたりなど、自宅でも通勤時間でも会社でもできる運動はあるものですよ。エスカレーターやエレベーターではなく階段を使うようにするだけでも、良い有酸素運動になります。
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