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Vol.074 / フードマイレージゲームを楽しもう
近年、食品の産地表示が義務づけられ、スーパーに行けば、日本国内のみならず世界のあちこちの産地が表示されています。また、あらゆる食品が年中並んでいるので、旬もわかりにくくなりました。

新鮮さを求められる生鮮食品さえ地球の裏側から運ばれてくる背景には、農業の形態や農薬の問題、交通網の整備、エネルギー問題など、私たちには見えないさまざまな問題が山積しています。ゲームを楽しみながら、それらの問題を考えていこうと考案されたのが、フードマイレージ買い物ゲームです。

フードマイレージとは、食品の産地から食卓の上がるまでの輸送に要した「距離×重さ」のこと。基本的には、産地が食卓から遠ければ遠いほどマイレージが増えるわけです。日本の食料自給率は、カロリーベースで約4割。半分以上の食品を輸入に頼っているため、フードマイレージはダントツの世界1位だそうです。

さて、ゲームはこのように行います。
まず、参加者を、1970年頃、1980年代後半、現代を担当するグループに分けます。
そして、年代別に、買物する食材の「産地」「数量」「値段」という情報が書かれたカードをもらい、マイレージをできるだけ抑えるように予算内で献立を考えます。ただし、カードの内容や予算は年代・季節などに応じて変化します。
(予算の例) 1970年代 550円、1980年代 1600円、現代 1500円など
買い物に行く手段や場所も選びます。車で郊外の大型店に行くのか、徒歩や自転車で近隣の小売店やスーパーに行くのかなども選びます。

選んだ献立で夕食を食べたつもりでメニューを発表し、食材カード裏の食材シールを産地別に白地図に貼っていきます。 食材カードの裏書かれた、輸送にかかったCO2排出量を計算し、マイレージを導き出し、発表します。

意外なことに、海外からの輸入果物より、国内産の野菜のほうがCO2排出量が高いなどということも起こります。これは、距離よりも輸送手段によるもので、海外から大量に船便で輸送されたもののほうが、北海道から少量で重いものを空輸するよりも、CO2排出量の割合が低いことがあるからです。距離だけで考えているとわからないような、意外な環境負荷が見えてきたりしておもしろいですね。

また、過去と現代のライフスタイルの違い、交通網の整備、農業形態の違いなどに思いを寄せることができます。物質的に豊かになり、あらゆるところのあらゆる食品が手に入るようになった背景で、エネルギーを消費し、環境に負荷をかけ、日本の農業にダメージを与えるなどのさまざまな問題も起こっているのです。

遠い地球の裏側から送られてくる生鮮食品の鮮度を保つためには多くの農薬や添加物が使われているわけですが、これらが体内に入ることで私たちの体がどうなってしまうのか、などという健康問題にもつながります。私たちが簡単に得ている食の裏側で起こっているさまざまなことを、楽しくわかりやすく知ることができるゲームなのです。

フードマイレージゲームは、生活協同組合などが組合員の方を対象に実施したり、学校の授業で活用されたりしていることが多いようです。チャンスがあれば、一度体験してみられてはいかがでしょうか?
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