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Vol.039 / プラス思考でストレスを吹き飛ばそう
一時期、「プラス思考」「ポジティブシンキング」などという言葉がブームになりました。これは、裏を返せば、いかにストレスを感じている人が多いか、ということをあらわしているのだと思います。

一口に「プラス思考」といっても、考え方は二通りあると思います。その一つは「自分は何でもできる」と思い込むことです。よく「成功をイメージして努力すれば、必ずそれは叶う」といわれます。確かにその人やその人の周りの人の願いは叶ったのでしょう。
けれども、それは、成功したほんの一握りの人だけではないでしょうか。失敗した人は「努力が足りないから」「途中であきらめたから」などといわれて排除されてしまうのでしょう。
成功をイメージしてがむしゃらにがんばることは大切ですが、がんばりすぎればむしろストレスになってしまうような気がしてなりません。

もう一つのプラス思考の概念は「とにかくなんでも物事の良い側面を見る」ということです。
たとえば、交通事故に遭ったにもかかわらず打撲程度の軽症だったとしましょう。このとき、「ああ、事故に遭ってしまった。なんて不幸なんだろう」と考えるのがマイナス思考で、「あんな事故に遭ったにもかかわらず、こんな軽症ですんでよかった」と思うのがプラス思考ですね。
同じ事柄が起こったとしても、前者は自分の不幸を呪いたい気持ちになりますが、後者は自分の強運を喜び、感謝の念さえ起こるかもしれません。ストレスがたまりにくいのが後者であることは、誰もがわかるでしょう。
ところが、この考え方は、場合によっては楽観的なものの見方となり、弱点や欠点を見落としてしまいます。そのため、知らず知らずの間に大きな落とし穴にはまってしまうことがあります。

では、プラス思考は良くないのかといえば、そんなことはありません。ストレスという観点から見れば、プラス思考の人のほうが圧倒的にストレスを感じることが少ないでしょう。
だからと言って、マイナス思考の持ち主が無理にプラス思考にしようとしたって、うまくは行きません。
マイナス思考の人がよく陥るのは、今まで慎重にしてきた事柄を無理に楽観的に考えて行動し、失敗してさらに落ち込む、というパターンです。また、たまたまそれで成功して「これでいいんだ」と思い込み、自分には欠点などないかのように振舞うことです。でも、それは本当の意味でのプラス思考とは言えません。いずれにしても、自分らしくない振る舞いをし、自分を偽り、無理を重ねているからです。成功している間はよくても、いずれストレスが噴出してくるのではないでしょうか。

本当の意味でのプラス思考とは「等身大の自分を知る」ということではないかと思います。自分の長所も欠点も強みも弱さもきちんと把握し、自分と向き合うことです。
マイナス思考であれば、マイナス思考であるという自分を知った時点で一歩前進です。それを否定せず、マイナス思考であることの強みを探すことができれば、マイナスをプラスに転化することができるのです。
マイナス思考の人は楽観的に物事が考えられないため、確かにスピードや機動力には欠けます。けれどもその分、石橋を叩いて渡る慎重さがあります。失敗に対するシミュレーションができているため、万一のときの対処が素早くできます。危機管理に優れているわけですね。
その危機管理の優秀さを保ちつつスピードアップするにはどうしたらいいかを考えればいいわけです。無理に楽観的になる必要は、まったくないのです。

このように、自分の長所や欠点をきちんと知ってそれを生かす方向で考えられれば、あなたはもうプラス思考です。卑屈になったりコンプレックスを感じたりせずに冷静に自分の弱点を見るのはとても勇気のいることですが、それができるようになると、他の人の失敗や欠点も許せるようになります。心がおおらかになって、対人関係でイライラすることも減っていくはずです。そうやって自然にプラス思考に傾いていけば、ストレスがいつの間にか軽減している自分に気づくことができるでしょう。
偽りのプラス思考はストレスを増大させますが、本当のプラス思考はストレスを軽減してくれます。大切なのは、自分ときちんと向き合い、自然体でいることではないでしょうか。
そのためには、時には開き直りやあきらめも必要です。もちろん、そればかりでは困りますけどね。
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