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Vol.111 / 薬味の薬効
暑い夏場はさっぱりとソーメンで食事を済ませることも多かったのではないでしょうか。ソーメンと言えば、薬味はネギとショウガ? それともワサビ? 冷やし中華のようにキュウリや錦糸玉子、干しエビ、ササミ、トマト、ハムなどさまざまな具財を薬味として一緒に食べる家庭もあるようです。
さて、薬味にはなぜ「薬」の字を用いるのかご存知でしょうか?

昔から東洋医学には、「甘味」「苦味」「酸味」「辛味」「塩味」の「五味」という考え方があり、例えば「酸味は肝を養う」などと味に効能があると考えられてきました。そして、これらの味を食卓に取り入れることが健康の秘訣であると言われてきたのです。この「五味」がすなわち薬味なのです。やくご飯は漢字では「加薬」と書きます。「薬味を加えたご飯」という意味です。

薬味を加えることによって、料理や素材の味を引き立たせるだけでなく、その栄養価や効能を高めたり、不足した栄養素を補ったり、体内で有害物質の発生を抑えたりすることがわかっています。昔の人の経験や知恵というものは、現代科学をはるかに超えているのだと驚かされる研究結果が、現代科学によって発見されています。中には間違いもありますが、薬味や食べ合わせなどについては、非常に有効な食べ方を推奨してきているのです。

さて、薬味の種類ですが、夏場にお世話になる薬味は、ショウガやネギ、ワサビ、ミョウガなどですね。ワサビには、最近では腐敗防止の効果が認められ、ワサビの成分を利用したお弁当防腐シートなどが売られています。また、米びつの防虫にも有効です。日本特有のこの香辛料は、ビタミンCの含有量も多く、美白や紫外線対策にもなります。

ネギにはアリシンという物質が含まれています。アリシンは血液をサラサラにして血行を良くし、体を温める作用があることで知られています。また、疲労回復効果のあるビタミンB1の吸収を高める作用もあるので、夏の暑さで弱った体にとても効果的。葉ネギにはカロチン・ビタミンCが含まれており、夏風邪の予防にも効果を発揮します。ネギに含まれるイオウは、リラックスと安眠を誘います。寝苦しい夜にはぴったりです。

ショウガにはショウガオールなどの香りや辛味成分が薬効を発揮します。消化酵素の分泌を高めて消化吸収をよくする働きがあるため、夏バテで食欲のない時や暑さや冷たいものの摂りすぎなどで胃腸が弱っているときにはぴったりの薬味です。疲労回復や消炎効果も知られています。そういえば、焼きナスやソーメン、ナスの田舎煮、冷奴など、夏の食べ物には比較的ショウガを薬味に使うものが多いような気がします。冬は身体を温めて冷え性を改善し、夏は胃腸の調子を整えて食欲増進につながるショウガは、年中活躍するオールマイティーな薬味と言えるでしょう。

「食べると物忘れが激しくなる」などと言われているミョウガですが、近年では逆に香り成分に集中力が増す効果があることがわかってきました。また、熱を冷まし、解毒効果があるので夏バテの予防や解消に効果があるほか、独特の芳香と風味が食欲増進につながります。ホルモンのバランスを整え、生理不順、更年期障害、生理痛や女性の冷え性、冷えからくる腰痛、腹痛にも有効と言われており、冷房病なども予防・改善してくれそうです。腰痛、肩こり、リウマチ、神経痛にも効果があると言われています。

薬味は食べ物ではありますが、何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」です。食べすぎは逆に体調を崩す元となりますので、ほどほどに食卓に添えるようにしましょう。毎日何らかの薬味を少量ずつ食べるようにすれば、栄養バランスも整いやすいかもしれません。
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