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Vol.102 / 受動喫煙から子供を守れ
タバコの害は、吸う人の周囲の人にも及びます。タバコを吸う人の周りで、自分の意思とは関係なく煙や有害物質を吸い込まされてしまうことを「受動喫煙」と言います。
特に、親が喫煙している場合の乳幼児への影響の大きさは顕著で、時に命さえ危うくしてしまうことがあるのです。

わが国では喫煙は20歳を過ぎないとできないことが、法律によって定められています。これは、未成年のうちはタバコの健康被害が大きいためです。一酸化炭素による低酸素状態やニコチンによる血管縮小、ビタミンCの破壊、タールや何十種類に及ぶ発ガン性物質の取り込みが発達途中である子供たちの身体で起こるわけですから、発育障害を起こして身長の伸びが止まったり、運動能力の極端な低下が見られたりします。さらには、免疫機能が低下して病気にかかりやすくなったり、気管支炎や肺炎などの呼吸器疾患を起こします。最近では虫歯が増えるという論文も発表されました。タバコの鉛が蓄積して脳細胞障害(行動異常や知能指数低下)を起こすこともあります。未成年から喫煙を始めた人は、成人してから喫煙した人や喫煙しない人と比べて、ガンやCOPD(慢性閉塞性肺疾患)になるリスクが高いとも言われています。動脈硬化も進み、心筋梗塞や脳梗塞などにつながるリスクも高まります。

これらの健康被害のリスクは、20歳以前に自分で喫煙を始めた人だけではありません。家族の誰かが喫煙していれば、受動喫煙によって子供たちが同じようなリスクにさらされます。そばにいる人が10本タバコを吸うと、自分ではまったく吸わなくても1本吸うのと同じくらいの有害物質が身体に取り込まれてしまうためです。一般的に、化学物質は副流煙のほうに多く含まれています。ニトロソ化合物やアンモニアは約50倍、一酸化炭素は約5倍、ニコチンも約3倍も多いということがわかっています。その煙を、喫煙している本人だけでなくそばにいる子供たちも吸い込んでいるのです。

妊娠中や出産後に母親が喫煙すると、生後18日前後の赤ちゃんでは60%、生後3週間から1才までの赤ちゃんでは53〜77%に尿からニコチンが出てきているという報告があります。発達が阻害され、低体重児になりやすくなります。また、健康だった赤ちゃんが何の前触れもなく突然死をしてしまう「乳幼児突然死症候群(SIDS)」は、未だ原因がわかっていないのですが、親の喫煙によって発症リスクが高まることがわかっています。加えて、白血病や小児ガンも増えます。これらは、厳格に受動喫煙対策を指導した国では大幅に減っていることから、受動喫煙に大きく関わる疾患であることが明らかになっています。

このような受動喫煙を防ぐために、換気扇の下でタバコを吸ったり、ベランダに出たりする人もいることでしょう。しかし、受動喫煙の害は、それだけでは防ぐことができません。なぜなら、タバコを吸った人の吐く息の中に、タバコの有害物質がたくさん含まれているからです。タバコそのものは離れて吸ったとしても、そのあとに子供に近づいて話しかければ、子供の周りの空気には発ガン性物質などの有害物質の濃度が一気に増えます。それだけではありません。キッチンの換気扇の下で吸っても、キッチンと隣り合わせている部屋にまでタバコの有害物質は拡散して到達することがわかっていますし、ベランダで吸えば、隣の家のベランダにも同程度の有害物質がもたらされ、目に見えない大きな迷惑をかけてしまいます。家族が誰もタバコを吸わなくても、隣の人がベランダでタバコを吸うだけで、受動喫煙となってしまうことがあるのです。

これらのことから、多くの学校や病院では、分煙ではなく敷地内禁煙となっていますし、飲食店などでも禁煙が進んできています。子供を受動喫煙の被害から守るには、最も長い時間を過ごす家庭でも敷地内禁煙を考える必要がありそうです。
どうしても早急に対処できない場合は、子供たちに抗酸化作用の強いビタミンCをより多く摂らせるなどの工夫も加えましょう。ビタミンCは免疫力を高め、発ガン性物質などから身体を守ってくれます。ビタミンCを多く含む食品と併用して、サプリメントを活用するのがオススメです。赤ちゃんの場合は、授乳しているお母さんがたっぷりとビタミンCを摂るようにし、意識的にビタミンCの豊富な果汁を与えるようにしましょう。
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