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Vol.100 / 知っておくべき肺の知識
「オギャー」と産声を上げた日から、私たち人間は呼吸をすることを覚えます。そして、それ以降命の尽きる日まで休みなく働き続けて、呼吸をつかさどるのが肺です。肋骨・胸骨・脊骨に囲まれ、左右に鎮座していることは知っていても、意外とそのメカニズムについては詳しく知らない方が多いのではないでしょうか?

肺は、人間の臓器の中では最大の容量を持つ臓器です。肺が左右に1つずつ、合計2つあることは誰でも知っていますが、右肺と左肺は違うのをご存知でしょうか? 右肺は首に近いほうから上葉・中葉・下葉の3つの部分から、左肺は上葉と下葉の2つの部分からなっています。左肺に中葉がないのは、心臓があってスペースが小さいためです。

人が呼吸をするとき、鼻や口から空気を取り込みます。その空気の通り道を「気道」といい、気道は咽頭で一つになって、喉頭で食道から前方に枝分れして「気管」になります。のどから10cmほど下がると左右2つに枝分かれして「気管支」となり、両肺の中に入っていきます。肺の中で何度も枝分かれを繰り返して、最終的には0.5mmほどの細気管支となります。
細気管支の先には、「肺胞」という小さな袋状の組織が、ブドウのように密集して飛び出しており、約3億個あるこの部分で酸素と二酸化炭素の交換が行われるのです。

肺胞の表面には毛細血管が網の目のように張り巡らされています。全身をめぐってきた血液は、心臓によって、肺動脈を通じて肺に流れ込みます。血管は気管支と同じく細かく枝分かれして毛細血管となり、肺胞を囲んでいます。全身の細胞で、摂取した栄養素を酸素が燃やしてエネルギーがつくり出され、その結果としてできた二酸化炭素をたっぷりと含んだ血液が、肺胞を取り囲む毛細血管に流れてきます。呼吸によって新鮮な酸素をいっぱい含んだ肺胞で血液中のガス交換が行われ、新鮮な酸素を含んだ血液へと生まれ変わります。ガス交換を済ませた血液は、肺静脈を通って心臓に戻っていきます。

しかし、このメカニズムのどこかに支障があると、新鮮な酸素が十分血液中に送り込まれずに、酸素の供給が不足して、身体がエネルギー不足に陥ります。気管支が炎症を起こすと気管支炎、肺が炎症を起こすと肺炎です。気管支に炎症が起きる病気として、気管支ぜん息も忘れてはならないでしょう。最近では、 慢性閉塞肺疾患(COPD)も注目を集めています。

COPDとはひとつの病気を指すのではなく、慢性気管支炎・肺気腫・びまん性汎細気管支炎など、長期にわたり気道が閉塞状態になる病気の総称です。多くはタバコが原因で起こり、別名「タバコ肺」とも言われます。気管支の閉塞や肺胞が壊れてしまう、恐ろしい病気です。
気管支ぜん息では、炎症を起こしている原因が取り去られれば気管支は元の状態に戻りますが、COPDを発症すると、原因を取り除いても元の状態には戻りません。慢性気管支炎によって気管支に空気が通らなくなると、その先にある肺胞が壊れてしまいます。また、肺気腫では肺胞の壁が崩れ、肺胞が大きくなって弾力性や収縮性を失い、新しい空気を取り込めなくなります。

COPDなどによって呼吸がうまくできなくなると、全身がエネルギー不足を起こします。少し動いただけで息切れがして苦しくなるので、ひどくなると日常生活もままならなくなり、酸素吸入が必要となってきます。
少し早歩きで歩いたり、階段を上ったりしたときに息切れしませんか? 風邪でもないのにせきやたんが続いていませんか? 思い当たる方は、早く医療機関で調べてもらいましょう。
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