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Vol.098 / 慢性的な痛みの原因とは?
頭痛や腰痛、肩こりなど、さまざまな慢性的な痛みで悩まされている人は、なんと成人の4.4人に1人(22.5%)、約2,315万人もいるといわれています。その多くは「鈍い痛み」「重い痛み」で、痛みが続いている期間は「5年以上〜10年未満」「10年以上〜20年未満」が最も多いという結果になりました。(2010年6〜7月 ムンディファーマ株式会社 調査) このような慢性的な痛みは、一体どうして起こるのでしょうか?

「痛み」とは本来、身体の異常や危険を知らせてくれる大切なシグナルの役割をしています。ところが、慢性的な痛みになると、その痛み本来の役割の方向性とはややずれが生じる場合があります。例えば、怪我や手術のあと、傷は治っているのに痛み続ける場合。痛みというのは神経が感じるものなのですが、傷は治っても神経が傷ついていて、些細な刺激にも痛みを感じることがあります。そのメカニズムは、正座をして足がしびれたときとよく似ています。血行を阻害され、神経を圧迫し続けた結果、正座の後には痺れを感じます。ほんの少し触れただけで、激しい痛みを感じるでしょう。痛み神経が悲鳴を上げ、痛み信号を乱発するためです。

もんでも温めても治らない頑固なコリを感じているときは、その場所とは違う場所にコリコリとした筋肉の塊を感じることがあります。そこを押すと、なぜか普段痛みを感じるところに痛みを感じます。無理な姿勢などをとるなど筋肉に慢性的に負担をかけることで、神経がずっと痛みの信号を送り続け、混乱してしまいます。神経の異常興奮がおさまらなくなって、別の場所に痛みを作り出してしまうのです。この筋肉の塊がある部分を「トリガーポイント」と言います。痛みの引き金を引くポイントというわけですね。痛みのある場所でなくトリガーポイントを治療しなければ、その痛みは治らないということになります。

トリガーポイントに気づかず放置していると、日常の動作だけで激痛を感じるようになってしまいます。筋肉のこわばりによって、骨が変形してしまうこともあります。それだけではありません。脳が混乱し、今度は痛みのある場所の筋肉の収縮が起こって、新たなるトリガーポイントを作ってしまいます。すると、今度は別の場所が痛み出したりして痛みの範囲が広がり、日常生活にさまざまな支障が出るようになってしまいます。そんなことにならないうちに、早く正確にトリガーポイントを見つけ、適切なケアをすることが大切です。

トリガーポイントは、パチンコ玉からウズラの卵くらいの大きさのコリコリです。普段痛いところばかりでなく、身体のあちこちを触って、コリコリとしたところを見つけましょう。肩がこっている人のトリガーポイントが腕の付け根にあったり、腰痛の人のトリガーポイントが背中の真ん中辺りにあったりします。首や肩こりの場合、多くは肩甲骨に沿った部分にトリガーポイントがあります。腰痛は、背中の真ん中やおしりのふくらみの上のやや外側辺りをチェックしてみるといいでしょう。骨の裏側に隠れている場合もあるので、真っ直ぐだけでなくななめからも押してみることをオススメします。

トリガーポイントを見つけたら、優しくなでるように筋肉をほぐしていきましょう。強い力で押したりもんだりすると、逆効果です。また、ストレッチも有効です。トリガーポイントがあるところの筋肉をゆっくりと伸ばす運動をしましょう。

自分でのケアに限界を感じたら、ペインクリニック(麻酔科)にかかるようにしましょう。痛みの緩和だけでなく筋肉の緊張もほぐれ、血行も良くなる「トリガーポイントブロック」という治療法があります。「痛みがある→血行が悪くなる→筋肉がこわばる」という悪循環を麻酔を打つことによって断ち、慢性的な痛みから解放されます。

また、他の疾患が原因で痛みを発する場合もあります。ペインクリニックでは、その場合の痛みの判別もしてもらえます。「トリガーポイントブロック」は健康保険の適用内ですので、気になる痛みがあれば、一度ペインクリニックを訪れてみてはいかがでしょうか。
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