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Vol.053 / 乳酸菌と花粉症の意外な関係
今年は花粉が少なめとはいえ、やはりこの季節になると多くの人が花粉症に悩まされているのではないでしょうか。
花粉症の症状は目や鼻に集中していますが、意外や意外、花粉症を抑える要は「お腹」にあったのです。東洋医学でも、「大腸系(消化器系)と肺系(呼吸器系)は兄弟のようなもので、どちらかが悪くなればもう片方も悪くなる」と言われています。
腸内環境を整えるのに有効なものはいろいろありますが、中でも花粉症対策に最も適しているのが乳酸菌です。

花粉症がアレルギーの一種であることはご存知とは思いますが、アレルギーにはリンパ球にあるヘルパーT細胞のバランスが関係していると言われています。ヘルパーT細胞にはTh1とTh2の2種類がありますが、このうちTh1は、ウイルスや細菌などを攻撃する役割を果たしています。アレルギーの原因となるのは、Th2です。これらが程よいバランスを保っていればいいのですが、Th2が優位になると、アレルギーの原因となるIgE抗体が活発につくりだされるようになり、花粉症などを発症しやすくなります。

乳酸菌を食べることによって、なぜ花粉症の症状が抑えられるのか、本当のところはわかっていません。しかし、どうやら衛生環境と関連があるのではないかといわれています。
かつて不衛生な環境で生活していたころには、私たちの体には多くのウイルスや細菌が入り込みました。それに対抗するためにTh1という免疫力を作り出し、体を守ってきたわけです。ところが、衛生環境が整うにつれて、Th1の活躍の場が失われてしまいました。そこで、Th2が優位になりやすい体内環境が出来上がってきたというのです。
花粉症の発症年齢は多くが30代。10〜40代で患者の90%を占めるそうです。これは、衛生環境が整ってから誕生した世代と言えるのではないでしょうか。

乳酸菌は、そんな体の免疫細胞を正常化してくれるといわれています。腸内には何兆という菌が住み、その中には善玉菌も悪玉菌も存在します。乳酸菌を食べると善玉菌が増加して悪玉菌が減少し、便通を整えて腸を正常化してくれることはよく知られていますが、そればかりか、腸内に多く存在するリンパ球のバランスも整え、正常化してくれます。乳酸菌はTh1を刺激して活性化するため、Th2の働きが自然に抑えられるのです。

どの乳酸菌でも腸内環境を整える働きはあるのですが、花粉症にとくに有効なのが「乳酸菌L−92株」というものです。最近、ヨーグルトなどによく、暗号のように株の名前が書かれていますね。なかでもL−92は、花粉の人工曝露実験(食品を摂取して、花粉の飛んでいる室内に入ってもらって自覚症状を確かめる実験)できちんと有効性が証明されています。
L−92は、Th1を刺激するだけでなく、Th2を自然死(アポトーシス)させることでTh1を活性化させる働きがあります。アポトーシスというのは、枯葉が木から落ちるように、体をよい状態に保つために細胞が自然に死んでいくこと。人間の体は本当にうまくできているのだと、感心させられます。

乳酸菌が多く含まれているのは、乳酸菌飲料やヨーグルト・チーズのほかに、キムチや漬物、味噌などの発酵食品です。特にキムチや漬物は、発酵が進んで少し酸味が感じられるくらいのほうが有効なのだそう。花粉症はもちろんのこと、アトピーや喘息、鼻炎などのアレルギー症状がある方は、普段からこれらの発酵食品をよく食べるようにすると、つらい症状が緩和されるかもしれませんね。
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