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Vol.035 / 夏の暑さを忘れてぐっすり眠るコツ
まもなく暑い夏がやってきます。
エルニーニョ現象の影響で2008年ほどの猛暑は訪れないとされていますが、熱帯夜は寝苦しく、イライラした夜を過ごす方もいらっしゃるでしょう。

人が快適に眠るためには、気温は25℃前後、湿度は40〜60パーセントが最適と言われています。なお、布団の中の理想の温度は32〜33℃。これは季節にはかかわりないそうです。眠るためには体の表面ではなく深部の体温が下がらなくてはならないのですが、熱すぎても寒すぎても深部体温が下がらないため寝つけず、眠っても眠りが浅くなるなど快適な睡眠が得られないということなのですね。

ホテルではその点、空調設備がバッチリ整っていますので、あえて触れられることはなかったのですが、自宅で眠る場合、エアコンの設定温度は高めに。日本の夏は高温なだけではなく多湿なので、寝苦しさにいっそう拍車をかけています。湿度だけでも抑えれば、眠りやすさは格段に上がります。また、冷やしすぎは体温を奪われ、熟睡できなくなってしまいます。一晩中エアコンをかけて寝たときに朝にだるさが残っている人は、特に気をつけましょう。

夏の夜、眠り上手になるためには、寝る1時間くらい前から寝具や部屋を冷やしておき、就寝時には設定温度を28℃くらいにして1時間だけタイマーをかけてみましょう。タイマーが切れるたびに暑さで目が覚めてしまうという方は、扇風機や送風機を利用する、エアコンを除湿だけにするなどの工夫を。
「頭寒足熱」とよく言われますが、ひんやりした氷枕も、寝つきをよくして穏やかな眠りを持続してくれます。

寝具は自然な立ち姿を維持してくれ、体圧が分散できるものが理想です。枕も、その姿勢を維持してくれる高さがよいでしょう。高すぎても低すぎても体が不自然に曲げられるため、翌朝に疲れを残してしまうようです。汗の吸収や発散がよいことも大切ですね。
夏も冬も理想の温度である33℃を保ってくれる寝具のカバーやケット、首筋から身体を冷やして快適な体温を保ってくれるジェル枕なども発売されていますので、そういったものを利用するのも一案ですね。エアコンの電気代が少し節約できるかも。

安眠を誘うハーブはカモミールやラベンダーなどリラックス効果のあるものを。日本の香草なら、シソやショウガをすりおろして枕より少し離れたところに置くのもよいそうです。
驚きなのが、たまねぎ。食べることもそうですが、シソなどと同じようにしてみても、安眠が得られるそうです。ただし、たまねぎは愛猫や愛犬には逆効果。赤血球が壊されて貧血になり、場合によっては死んでしまうこともあるそうなので、ペットを飼っていらっしゃるお宅では気をつけてくださいね。

ツボの刺激もいいでしょう。手首の横じわの中央から指5本分上にある「げき門」というツボは、血を涼しくしてくれるので、夏の夜の不眠にピッタリ。手の平と腕のつけ根の間で、小指側の端の窪んでいるところにある「神門」というツボは、イライラを静め、気持ちを穏やかにしてくれます。足の内外のくるぶしを結んだかかとの中央にある「失眠」(そのままのネーミングですね!)と一緒に効果的ですよ。
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