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Vol.034 / 身近な自然の中で心を癒そう
忙しい日々が続くと、ストレスがたまってきます。
イライラしたり、涙ぐんだり、甘いものがやたらと食べたくなったり、お酒の量が増えたりしたら、ストレス注意報。心の疲れを取り除きましょう。
ストレス解消法はさまざまですが、自然に触れるのもひとつの方法です。自然の中にいると、全身で癒しを感じることができます。

一時期、森林浴が流行りましたが、森の中には樹木から発せられるフィトンチッドがあふれており、香りによる清涼効果のほかにも肝臓の働きを高めたり生理機能を促進したりという健康増進効果があるということがわかっています。また、滝のように水が流れ落ちている場所や森林の中はマイナスイオンが豊富で、体内の副交感神経を刺激し、リラックス効果が得られるといわれています。

自然の色彩は目に優しく、美しい花や緑の木々の色もまた、癒し効果が抜群です。これは生物の生存本能に大きく関係しているのだそう。自然の緑や色とりどりの花や果物は、つまりは食べ物の色。そのものを食べるばかりではなく、それをエサとして食べる動物や昆虫も集まってくるため、それを人間が捕獲して食べるのです。
おいしいものを食べると幸福感に包まれますが、それは生きるために食べることを最優先事項としたDNAのなせる業。食べ物があると感じると安心し、リラックスできるのかもしれません。だから、それに直結する自然の色彩はリラクゼーションを生み、幸福感を呼び起こすというのです。

香りも同じこと。自然の香りは、同じくその香りにひきつけられてやってくる動物や昆虫につながっていると言えるでしょう。アロマテラピーでよく言われていることですが、香りも脳を直接刺激し、さまざまなリラックス効果や健康増進効果が得られることが証明されています。

自然の中の音もまた、気持ちを穏やかにしてくれます。小川のせせらぎや小鳥のさえずりなどを聞いているととても心地よく響いてきますが、これは「1/fゆらぎ」といわれるもの。規則正しい音とランダムで規則性がない音との中間の音という説明がされていて、これらは自然の音だけでなく人間の心拍数や細胞にもあるのだそう。生体リズムと同じだから心地よく感じられると言われています。こうやって考えると、人間も自然の一部だということが改めて感じられますね。

都会の喧騒に疲れたら、身近な自然に目を向けてみませんか? わざわざ山や海に行かなくても、最近では都会にも緑地が増えてきました。緑の多い広々とした公園を、太陽の光や風を感じながらゆっくりと散歩するだけでも、心が和むのではないでしょうか。それも無理なら、ベランダガーデニングをしたり、部屋に観葉植物を置くだけでも癒されますよ。
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