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Vol.132/産まないとリスクが上がる病気について
 妊娠時に発症しやすい糖尿病や高血圧、あるいは子宮筋腫が見つかった、はたまた妊娠中毒症など、妊娠すると様々な問題が生じてきます。 じゃ、産まないとリスクはないのかと言うと、皮肉にもそうではないのです。前回にもお話したように、乳がんや子宮体がん、子宮内膜症、子宮筋腫などが発症しやすくなり、なかでも『乳がん』や『子宮体がん』のリスクは、産まないと高まります。では、婦人病の中でも発症率の高い乳がんと子宮体がんについて説明していきますね。


◆乳がんについて

何と、年間1万人が命を落とす乳がんは、年々、その数が増加しています。なぜ発症するかと言うと、一言でいえば『エストロゲンにさらされている期間が長いこと』。ですから、特に妊娠や出産回数が無い、少ない人や初潮年齢が早い人などは、注意しておく必要があります。また、乳がんになりやすい人の傾向としては、「肥満」や「家族に乳がんの人がいる」などもあります。しかし、いずれにしろ、早期発見、早期治療が大事だということは言うまでもありません。というのは、早期に発見できれば、約95%が治る可能性があるとされています。この可能性からも30歳を過ぎたら、なるべく定期検診を心掛けるようにしましょう。あと、乳がんの発生は20歳過ぎから起こり、30代、40代と増加していきます。そして、40歳代後半から50歳代前半にピークを迎えることになります。


◆子宮体がんについて

子宮は入り口付近の頸部と奥の体部があり、2種類の子宮がんに分類できます。そして、妊娠や出産をしていない人が罹りやすいのは、体部に発症する「子宮体がん」です。なかでも、50〜60歳代の方に多く発症すると言われています。通常の検査は頸部が主で、体部は体部として検査する必要があります。しかし、その前に例えば、『閉経しているのに少しだけ、あるいはだらだらと不正出血がある』または『オリモノに膿が混じっているような気がする』などが、典型的な症状ですので、心あたりのある方は一度診察してもらった方がいいかもしれません。

まとめますと、乳がんと子宮体がんは、エストロゲンにさらされている期間が長いほど危険が高くなりますので、この点を頭に入れておきましょう。この他、
「妊娠・出産したことのない人」、「肥満、糖尿病、高脂血症の人」も危険率が上がることも覚えておきましょう。
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