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Vol.129/子宮内膜症について知る
 みなさんは、『子宮内膜症』という言葉は一度や二度聞いたことがあるのではないでしょうか? でも子宮内膜症のことについて、漠然と知っているものの、詳しい内容まで知らない方も多いはず? 実は、30代女性が最も多く、20代位から注意が必要になってきます。そして、何と月経のある女性のうち10人に1人は子宮内膜症とも言われているので驚きですね。また、昭和40年代に比べると患者数は3倍にも拡大。ですから、今回は、もう少し知識を進化させて、何故起こるのか、そして対処法などを学んでいきましょう。


◇月経時にこんな症状ありませんか?

○年々生理痛がひどくなってきた
○鎮痛剤が効かなくなった
○寝込む
○性交痛
○不妊
など。

◇子宮内膜症とは…

子宮内膜症とは、もともと子宮の内側にしか存在しないはずの子宮内膜が子宮以外の場所(例えば卵巣や腹膜等)で増殖をしたり、剥離を繰り返すといった病気のことです。そのために、月経時に上記のような症状が起こります。もう少し詳しくみていくと、重症なものでは、「ベッドからトイレまで這っていく」「痛くて体をまっすぐにしていられない」などで吐き気やめまいを伴うこともあります。特に、月経時以外での下腹部の痛みや違和感などがある場合は要注意。また、腰痛や股関節痛が起こる場合もあります。この他、SEXで腟の奥のほうが痛むのも子宮内膜症の症状の一つ。これは子宮と直腸の間のダグラス窩に病変があり痛みとなるからです。排便の時に肛門の奥で痛みを感じる場合は、直腸に病変があるケース。子宮と直腸が癒着している時に起こる症状で、痛みがあるため、トイレに行くのが億劫になり『便秘』になってしまうこともしばしば。
反対に、子宮内膜症は自覚症状がない場合もあります。
まとめると、昔に比べ、初潮年齢が早くなったり、妊娠や出産が減り、月経のある回数が増えてきているのが現代人です。つまり、回数が多ければ多いほど子宮内膜症になってしまう確率が高いというわけ。でも怖がらずに、定期的に検診を受けることが何よりも大切です。子宮内膜症は、良性の病気ですから、それ自体で命にかかわる心配はありませんから、症状をコントロールして閉経までの間、気長に付き合っていくのがコツ。
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