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Vol.113 / 炭を食べると…
最近また、アウトドア人気が復活しています。女性でも手軽に楽しくアウトドアができるようにと軽量かつ簡単に扱えるキャンプ用品や、女性好みのカラフルでかわいいアウトドアグッズも多く販売されるようになりました。
アウトドアといえば付き物なのが、「炭」。バーベキューなどには欠かせないものですが、それはあくまでも燃料であって、食材ではありません。ところが、炭を食べると身体にいいということがわかってきました。昔、炭焼き職人は長寿で健康な人が多かったそうですが、その健康の秘訣が「炭を食べること」であったようです。

炭を食べると聞いて、驚く方も多いでしょう。けれども、炭はれっきとした食べ物なのです。最近では炭入りの黒いスパゲティやロールケーキ、クッキーなどにも使われることがあります。天然の食品添加物としても炭は認可されているのです。
それだけではありません。炭は薬としても活用されています。炭を原料とする薬には、腎臓の働きが悪くなった人の尿毒症を予防・改善するための解毒剤があります。また、腸内にガスがたまっている人に対して有害物質を吸着してガスの発生を抑え、腸内環境を整える整腸剤もあります。

炭にはもともと、有害物質を吸着するという働きがあります。ものを焼いて炭を作ると、小さな穴がたくさんできます。顕微鏡で拡大すると、それはまるでレンコンの穴のようです。炭は、この穴の中に有害物質を閉じ込めるのです。家電などの近くに備長炭を置くと、電磁波を吸着して無害化するという説もあります。また、嫌なにおいを吸着して空気をさわやかにすることもよく知られています。冷蔵庫や靴箱のにおい消しには、活性炭がよく用いられています。水道水に入れると水がまろやかに美味しくなります。お風呂に入れても、アルカリ温泉様の効果を得られます。ご飯を炊くときに炊飯器に炭を一緒に入れて炊くと美味しくなります。

このような効能がある炭ですが、体内においてもやはり有害物質を吸着して排出してくれます。腸内の悪玉菌は炭と一緒に排泄され、腸内環境を整える役割も果たします。これまでにも何度もお伝えしましたが、腸が健康になると、腸の動きが正常化して便通も規則正しくなり、肌荒れやニキビなどの悩みからも解放されやすくなります。便通が改善すれば余分なカロリーを吸収しなくなり、ダイエットにもなりますし、お腹ポッコリも気にならなくなるでしょう。栄養素の吸収もしやすくなり、身体のあらゆる器官の新陳代謝が活発になります。血液もきれいになるでしょう。そのため、お肌や髪はイキイキと若返り、アンチエイジングにもつながります。余分な脂質や糖質、コレステロールなども排泄されやすくなり、生活習慣病の予防や改善にも役立ちます。

ただし、炭はあらゆるものを吸着してしまうため、必要な栄養素や善玉菌まで吸着してしまうことがあります。炭を原料とする薬でも、他の薬の成分を吸着するため、他の薬との同時服用は避け30分〜1時間はあけて飲むように注意書きがあります。食べすぎには注意し、また食べる時間にも気を配りたいものです。特にいつごろがいいとは言えませんが、食前や食後すぐは避けたほうがいいかもしれません。
また、炭には吸着作用はありますが、排泄を促す作用はありません。そのため、吐き気やお腹が張る、便秘などの副作用を感じることがあります。その場合、お腹のマッサージや軽い運動を行なうなど、便通がよくなるよう工夫することが大切です。
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