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Vol.106 / 黒を食べる健康法
黒豆や黒ゴマなど、今、美容や健康によいとして、黒い食べ物が注目されています。
食材の彩りは食欲をそそる上でもとても重要ですが、栄養面でも大切です。「レインボーダイエット」というのを聞いたことがありませんか? 7色の食品を意識的に摂ることで栄養バランスを整えるというものです。野菜や果物にはファイトケミカル(植物の色素や香り、辛味成分など)が含まれており、さまざまな色素の食物を摂ることでこれらもバランスよく食べることができ、アンチエイジングや生活習慣病の予防なども期待できます。

過酷な野性の生活の中で、動物は紫外線を浴びても日陰に移動することができますが、植物はそういうわけにはいきません。そのため、自分の体内で紫外線や病害虫から身を守るための物質を作り出しています。それが色素であったり、香りであったりするわけです。
これらは、人間の体内においても有効な働きをすることがわかってきました。強い抗酸化作用を持つポリフェノールや血管を元気にしてくれるカロテノイドなどのファイトケミカルは「第7の栄養素」と呼ばれるようにりました。

色素の中でも、今回注目したいのは「黒」です。ヘルシーさが受け、黒豆・黒ゴマなどはアイスクリームやケーキなどのスイーツにも使われるようになってきました。アミノ酸が豊富なことで知られる黒酢は今では代表的な健康食品であり、料理やデザートにも活用されています。古米である黒米も、近年注目を集めている食品です。他にも黒い食べ物と言えば、レーズンやブルーベリー、プルーンなどがあります。

これらの黒い食べ物に共通するのは、アントシアニンという、黒い色のもとになる黒紫色の色素です。テレビCM出よく耳にしたのではないでしょうか? アントシアニンはポリフェノールの一種で、眼に良いことでよく知られています。眼球で光を感じるとロドプシンという物質が合成され、それによって光が脳に伝達されます。アントシアニンはこのロドブシンの再合成を促す作用があるのです。そのため、疲れ眼の予防や改善、視力の維持などの効果が期待されています。

また、アントシアニンは強い抗酸化作用を持ち、体内の活性酸素の働きを抑えてくれます。細胞や遺伝子を傷つける活性酸素を抑えることは、ガンや生活習慣病の予防に役立ちます。毛細血管を元気にして動脈硬化を抑え、血液の循環を良くしてくれるので、心筋梗塞など血管を原因とする病気に有効です。また、潰瘍を作りにくくしたり炎症を抑えたりする作用もあります。活性酸素によって進む老化を遅らせることもできますし、血液の循環がよくなること破砕棒の栄養状態も改善し、イキイキとした若い細胞を作り出すことにつながります。つまり、お肌はハリやツヤを取り戻し、アンチエイジング効果もあるのです。

アントシアニン以外にも、黒い食べ物にはそれぞれが持つうれしい効果があります。黒豆は大豆ですから、大豆オリゴ糖や大豆イソフラボンが豊富に含まれていて、便秘解消や女性ホルモンの活性化、美肌効果などを得ることができます。黒ゴマには「若返りのビタミン」と呼ばれるビタミンEが豊富で、血行を促進し、冷え性や肩こりの改善にも有効です。黒酢はカルシウムやアミノ酸を多く含んでいて、食後の血糖値の上昇を緩やかにしてくれたり、血圧やコレステロール値を低下させたりしてくれます。ブルーベリーは豊富な食物繊維が便秘の解消に効果的であるだけでなく、前述のビタミンEも多く含まれています。

黒い食べ物にはとてもうれしい効果が満載ですが、そればかりを食べて栄養が偏るのはやはり健康を害するもとになります。さまざまな色の食べ物を意識的に食べるようにし、レインボーダイエットを目指しましょう。
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