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Vol.082 /保存食用意していますか?
元旦から開いているスーパーも多くなり、年末年始に買いだめをする必要はなくなってきましたが、主婦もお正月くらいはゆっくりしたいもの。簡単な保存食を常にいくつも用意しておけば、お正月だけではなく災害などいざというときにも役立ちます。調理が簡単なので、忙しい主婦の方にも重宝。
さらに美容や健康にもよいと聞けば、作らない手はありませんよね。薄切りのものなら、早ければ約30分で作ることができますよ。


保存だけじゃなく美容にもいい干し野菜

冷蔵庫の中で、残り野菜が腐ったりしなびたりして捨ててしまった経験はありませんか? こういった野菜は、早めに干し野菜にしてしまいましょう。
干し野菜にすると、ビタミンCなどは減ってしまいますが、水分が蒸発して食物繊維などは逆に増えます。干ししいたけは生のしいたけよりもビタミンDの含有量が高くうまみ成分も凝縮します。また、切干し大根はカルシウムや鉄分の含有量が生の大根より多くなるのです。冷蔵庫で腐らせてしまう野菜が減ることで無駄を省き、環境にもお財布にも優しいですね。
こららの干し野菜は、生の野菜に比べて硬いため、よく噛むことにつながります。顎の筋肉をしっかり使うので、小顔になったりお肌にハリが生まれたりするかもしれません。唾液の分泌もよくなるため消化が促進され、胃腸が健康にもなります。また、食物繊維が豊富に含まれているので、便秘解消にもつながります。
非常時に食べるのはインスタント食品や缶詰、パン、おにぎりなどが多く、どうしても野菜が不足しがちですが、これらの干し野菜を常備しておくことで、少しは野菜不足の解消に役立ちます。


残り野菜で簡単に

干し野菜を作るためにわざわざ買い物をするのではなく、冷蔵庫にある余りそうな野菜を干し野菜にしてしまいましょう。野菜を買ってきたときに2〜3日中に食べられる量だけ生のまま残し、後は干し野菜にすればよいのです。
しいたけやニンジン、大根だけでなく、きゅうりやカボチャ、葉野菜、キャベツ、レンコン、ピーマン、玉ねぎ、長ネギ、ブロッコリーなどほとんどの野菜で干し野菜を作ることができます。逆に、干し野菜に不向きなのは、ほうれん草や燃やし、えのきなどです。
漬物や和え物にする場合、ピーラーなどで薄めにスライスするといいでしょう。出来上がりも早く、戻す時間も短縮できます。
ソテーや炒め物、揚げ物にする場合は歯ごたえが残るほうが美味しいので、5mm程度の集めのものを用意するのがいいでしょう。網焼きやグリルには8mm程度が適しています。1〜3日程度干して使います。
漬物や炊き込みご飯にはやや太めの千切りに、炒め物には太めの千切りにしておいたものを使いましょう。煮物やスープ、グリルには、大ぶりカットがいいでしょう。面取りは不要です。
薄切りや千切りのものは、水分があればすぐに戻すことができるので、非常時には重宝します。また、味噌汁やラーメンに入れるだけで戻せるので、忙しいときにもすぐに調理できて栄養価を高めることができます。


干し野菜を上手に作るコツ

通気性のよいザルやカゴ、ネットなどに、切った野菜をなるべく重ならないように広げて干します。風通しのよい場所で、日光に当てましょう。できるなら、時々表裏をひっくり返します。雨や夜露などの湿気を避け、濡れないようにしましょう。
外気に触れるのが気になる場合は、日の当たる室内で干しても大丈夫です。外に干すよりも時間はかかりますが、湿度にさえ気をつければ、十分に干すことができます。
湿度が高いとカビなどが発生しやすいので、注意が必要です。
調理をするときは、干し野菜にするとうまみが凝縮して甘味が増すため、調味料を控えめにしましょう。
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