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Vol.064 /お肌の構造って知っていますか?
春が近づき、紫外線や黄砂などの有害物質も強くなる季節です。季節の変わり目は体調も変化しやすいので、お肌の調子も変わり気味。お手入れには一所懸命になるけれど、お肌の構造って知っていますか? 


お肌は三層構造

お肌は、3つの層からできています。一番下にあるのが「皮下組織」。筋肉や骨と、この後で説明する真皮との間にあり、主に脂肪でできています。ここは、お肌に与える栄養を蓄える場所でもあり、外部からの衝撃に対してクッションの役割をしたり、寒さや暑さを防いで体温を保ったりしています。
その上にあるのが「真皮」です。毛細血管・汗腺・皮脂腺・リンパ管・神経・毛根などが通っているところです。コラーゲンとエラスチン、ムコ多糖類でできており、繊維芽細胞がこれらを生み出しています。コラーゲンやエラスチンがお肌のハリや弾力を、ムコ多糖類が潤いを守っています。これらが不足してくると、たるみやシワなどができてきます。
私たちが直接触れることができる一番表面にあるのが「表皮」です。表皮の厚さは約0.2ミリ。そんなに薄いのに内側から「基底層」「有棘(ゆうきょく)層」「顆粒層」「角質層」の4層構造になっています。


ターンオーバーって?

表皮の基底層から生み出されたお肌の細胞は、日を追うごとにどんどん表面に近づいていき、最後には角質層となり、アカとなってはがれていきます。この期間をターンオーバーといいます。つまり、お肌の細胞が生まれてから剥がれ落ちるまでの新陳代謝の期間のことですね。
ターンオーバーは、健康な若い女性で約28日間といわれています。健康や栄養の状態が悪かったり、加齢などによって新陳代謝が堕ちると、ターンオーバーの期間も長くなってきます。
基底層には、メラノサイトといって、メラニン色素を作り出す細胞があります。紫外線を受けるとメラニン色素が作られますが、他の細胞とともにターンオーバーによって剥がれ落ちます。ターンオーバーが乱れていると、剥がれ落ちるべきときに剥がれ落ちず、シミが長く残ってしまいます。


角質層のお手入れが決め手

私たちの目に見えるお肌は、厚さわずか0.02ミリの「角質層」。保水・保湿力に優れており、お肌の潤いや透明感を担う、もっとも大切な部分です。角質層は、寒さや暑さ・汗・ほこり・化学物質・紫外線など外部からのさまざまな刺激からお肌を守る役割をしています。
基底層で生まれたお肌は、ターンオーバーの約半分の14日間で有棘層・顆粒層を経て、残りの14日間は角質層として存在します。レンガのように積み重なっており、その間を埋めるセメントのような役割をしているのがセラミドという保湿成分です。また、NMFといわれる天然保湿成分も存在します。
角質層の表面には皮脂膜が張り巡らされ、お肌の潤いを逃がさないようにしています。ところが、強い成分の洗顔料を使ったり1日に何度も洗顔したりすると、この皮脂膜やNMFが失われ、かえって乾燥や肌荒れの原因になってしまいます。これらは加齢や不規則な生活、栄養バランスの乱れ、外部からの刺激、ストレスなどによっても減少するため、正しく洗顔やスキンケアをするとともに、これらの要因についてもできるだけ改めるようにしたいものです。
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