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Vol.057 /血糖値を下げるバナジウムの効用
「血液サラサラ」が美容と健康にいいことは、誰でもご存知ですよね。では、なぜ血液はドロドロになってしまうのでしょう? その原因は、血糖値やコレステロール、中性脂肪などの上昇や活性酸素だといわれています。つまり、これらを改善すれば血液はサラサラになり、新陳代謝は進み、老化を遅らせて、ダイエットやアンチエイジングにも役立つわけです。
血液サラサラに一役買うといわれ注目されているのが、バナジウムという成分です。


血糖値を抑えるバナジウム
バナジウムは、ミネラルの一種。自然界はもちろん、人体にも含まれている超微量ミネラルです。体内で占める割合は非常に少なく、大人でも0.11mgというごく微量です。これまではバナジウムがどんな役割を果たすのははっきりわかっていませんでしたが、1987年にイスラエルのシェバ・メディカルセンターによって血糖値を下げる役割があることが発表されると、世界中で注目を集めました。日本でも、中村学園大学のグループによって、インスリン値が3/4程度に抑えられた報告があります。このとき摂ったバナジウムの量は、1日あたり約80μg(0.08mg)で、アサリ100g分に相当する量です。また、東京医科大学薬理学の研究でも、血糖値が高めの人が1日65μgを毎日摂取することで、2ヶ月ほどで血糖値が安定してくるという研究結果が示されています。


バナジウムのその他の効用
そのほかにもバナジウムには、「脂肪燃焼の促進」「コレステロールの減少」「血圧の低下」「便秘改善」などの効果が謳われていることがありますが、これらについては科学的な検証は行われていません。ただ、サプリメントなどで過剰摂取した場合、腹痛・軟便・吐き気・鼓腸などの副作用が現れることがあり、便秘改善についてはあながち否定する理由もないかもしれません。また、血液がサラサラになるということは新陳代謝がアップすることにもつながりますから、それによって脂肪燃焼が進み、セルライトが改善され、お肌の調子がよくなり、腸の動きが活発になり…というようなうれしい連鎖反応が期待できるのかもしれません。


バナジウムの過剰摂取は危険!
バナジウムは、亜鉛やマグネシウム、カルシウムなど他のミネラルと比べても、非常に少ない量でその効果を得ることができます。しかし、ほんの少し摂取量をオーバーしただけで、さまざまな副作用が出てくることも示唆されています。長期間摂り過ぎると激しい腹痛や下痢、腎障害などを引き起こしますし、バナジウムの中でも五酸化バナジウムは有害であるといわれています。そのほかにも、バナジウムとの因果関係は証明されていないものの、緑舌・疲労感・無気力・局所神経病変などの症状が現れることがあります。
バナジウムは、サプリメントなどで摂るのではなく、極力天然のものを食品から摂る方がよさそうです。何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」ですね。


バナジウムを多く含む食品
バナジウムを多く含む食品は、マッシュルーム・エビやカニ・黒コショウ・パセリ・ディルなどがあり、アサリやヒジキ、コンブなど貝類や海藻類にも豊富に含まれています。日本人は古来よりこういった魚介類をたくさん食べてきたので、自然にバナジウムの量が満たされていたのでしょう。ところが、戦後の食事の欧米化に伴い、これらの食品から遠西かってしまったため、生活習慣病が蔓延してきたのではないかとも考えられますね。
今、一番注目を集めているのは、バナジウムを含んだ水です。富士山の玄武岩には多くのバナジウムが含まれており、それがじわじわと溶け込んでいるため、富士山周辺の名水にはバナジウムが多く含まれています。これらのなかには、コンビニなどでも安価で買えるものがありますので、バナジウムの含有量を確かめて、必要量を飲んでみるのもいいのではないでしょうか。
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