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Vol.016 / ダイエットと睡眠の関係
「睡眠不足は太る」という話を聞いたことはありませんか? これは本当です。
寝ているよりも起きているときのほうがカロリーを消費して痩せるのでは?と思いがちですが、実は新陳代謝が落ちて太りやすい体質を作ってしまいます。
なぜそういうことになるのか、その謎を解いてみましょう。


ダイエットで大切なのは基礎代謝

「1日の摂取カロリーを1200kcalまでに抑えれば痩せる」とよく言われています。これは、成人女性が基礎代謝で消費するおおまかなカロリー量。基礎代謝とは呼吸や心臓の鼓動や細胞の生まれ変わりなど生命を維持するための活動で、何もせずに寝ているだけでも、人は生きているだけでこれだけのエネルギーを必要としています。
50kgの女性がジョギングでこれだけのエネルギーを消費しようとすると、なんと24kmも走らなくてはならないことになります。それが知らず知らずのうちに消費されているのですから驚きですね。
運動がダイエットに必要といわれるのは、運動そのものでカロリーを消費することよりも、むしろ筋肉をつけて基礎代謝を上げることによって痩せる効果を狙っているもの。筋肉量が多ければ多いほど新陳代謝が高まり、基礎代謝量が増えて痩せやすくなるというわけなのです。
ダイエットで一番最初に考えなくてはならないことが、基礎代謝量のアップです。


睡眠中に分泌される「成長ホルモン」

その基礎代謝量を増やしてくれるのが、「成長ホルモン」です。これはその名のとおり、子供の成長や発達を促しますが、大人にとっても重要は働きをします。
大人になると、成長ホルモンは基礎代謝を活発にし、骨密度や筋肉量を増やして体脂肪を減らしてくれます。それ以外にもお肌にハリや潤いを与えたり、記憶力がアップしたり、イキイキと活動的になったりなど、さまざまな役割を果たしているので、「アンチエイジングホルモン」と呼ばれているくらいなのです。
この成長ホルモンが最も多く分泌されるのが、入眠後30〜1時間くらいで訪れる熟睡状態(ノンレム睡眠)のとき。しかも、眠りはじめから3時間がピークだといわれています。他にも、筋力トレーニング後や食事の数時間後にも分泌されますが、睡眠中に比べるとごく少量であることがわかっています。
睡眠不足になると太りやすい体質になったり、肌荒れを起こしたりするのは、この成長ホルモンの分泌が悪くなるからなのですね。


ダイエットは昼間しっかり起きてこそ

ダイエットにお役立ちのホルモンには、一般に「怒りのホルモン」と呼ばれる「ノルアドレナリン」もあります。これはストレスを受けたときに多く分泌されるホルモンで、毒性が強く、あまり良いように思われてきませんでした。
しかし、このホルモンは、われわれ人間が動物たちと同じように過ごしてきた古代から備わってきたもの。危険を察知し、闘争や逃走に備えて瞬時に体をコントロールできるようにしています。そのため、集中力や注意力を高め、交感神経を優位に保って行動力を強化し、体脂肪をエネルギーに変えて筋肉のすばやさを増す働きをしているのです。
ノルアドレナリンの特徴から考えても、その分泌は起きているときに限られます。睡眠中はあまり分泌されず、リラックスホルモンであるセロトニンとバトンタッチして、睡眠のリズムを作っています。
ノルアドレナリンがたくさん分泌されるので、起きているほうがダイエットにいいように思いますが、それは間違い。睡眠不足になると頭がボーっとしたり、昼間でも眠気が取れなかったりしますね。こういった状態では、起きていてもノルアドレナリンの分泌が少なくなってしまうのです。すると、脂肪をエネルギーに変えにくくなり、太りやすい体質になってしまいます。
ノルアドレナリンを増やすなら、昼間はしっかりと起きていること。そのためにも、夜、きちんと睡眠をとる必要があるのです。
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