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Vol.012 / 便秘改善の立役者
便秘は美容と健康の大敵!


便秘で悩む女性は数知れず。すでに「便秘薬を使わなければ出ない!」と嘆く女性もいるのではないでしょうか。
便秘薬には習慣性のあるものが多く、飲み続けるとだんだん効かなくなってきます。そのため、徐々に量が増えてきて、自力では出すことができなくなってしまうのです。
便秘をすることで、太ったり、下腹ポッコリになったりするのをはじめ、肌荒れやにきびを引き起こしたり、肩こりや生理痛の遠因となったり。最近では、腸内の毒素が血液を回ってにおいを発するとのことで、体臭の原因とも言われています。



あなたの腸内環境は?


腸の中には、多くの細菌が住んでいます。その数、なんと約100兆個! 種類にして100〜150種類といわれます。よく「善玉菌」「悪玉菌」という言葉をききますね。これらをずべてひっくるめて、腸内細菌と呼んでいます。
「善玉菌」というのは、たんぱく質やビタミン類を作り出す、腸の働きを整えるなど、人間にとってよい働きをする菌のことです。
「悪玉菌」は、人間にとってうれしくない働きをします。発がん物質である二次胆汁酸を発生させたり、アンモニアを発生させて肝臓の働きを悪くしたりするのです。
そのほかに「日和見菌」というのもいます。これは、選挙のときの無党派層のようなものといえるかも。善玉菌と悪玉菌のどちらが優勢なのかを見極めて、優勢なほうの味方につくという性質を持っています。
なので、善玉菌を増やして優勢にすると、日和見菌が味方がつき、腸内環境をよい状態に保つことができるのですが、悪玉菌が優勢になると、日和見菌もどんどん悪玉に染まってしまいます。腸内環境を常に善玉菌優位にしておくことが大切なのですね。



腸内環境を整えるには?


腸内で善玉菌を優勢に保つためには、食べるものに気を配りましょう。加工食品や防腐剤に含まれている防腐剤は、腸内の善玉菌まで殺してしまいます。
また、肉類の多い欧米風の食生活は、腸の長い日本人は合いません。食物繊維が不足して、便秘をしやすくしてしまいます。そのため、悪玉菌優勢となってしまうのです。
腸内を善玉菌優勢にするには、便秘をしないように食物繊維をたっぷりとることと、善玉菌のエサとなる物質をたくさん補給することが大切です。それに一番適しているのが、オリゴ糖。オリゴ糖は、善玉菌が好んで食べるものですが、悪玉菌のエサとはならないところがミソなのです。



魔法のようなオリゴ糖のパワー


オリゴ糖は、便秘改善にとても効果があります。腸内細菌は20分に1回という速さで分裂を繰り返しますから、1個の細胞が24時間後に「4720×10の8乗」個(理論上)まで増える計算になります。実際には環境や栄養などの諸条件そろわないとここまで多くはならないのですが、オリゴ糖を摂ると、少なくとも栄養条件だけはしっかり満たされるわけです。そのため、腸内の善玉菌がしっかりと働くようになります。
善玉菌が優勢になると、もちろん日和見菌はそちらに傾くわけですから、腸内環境が非常に速いスピードで整っていきます。これらが腸のぜん動運動を促して、便秘が改善されるのです。
オリゴ糖は、もちろん薬ではありません。砂糖と同じ糖類の一種ですから、便秘薬のように無理に腸を動かすのではなく、もともとあなたの腸に住んでいた善玉菌に栄養を与えて、元気にしてあげるものなのです。だから、便秘の方だけでなく、下痢症の方にも有効です。便秘にも下痢にもいいなんて、ちょっと魔法みたいですけどね。



オリゴ糖を含む食品は?


オリゴ糖が含まれている食品は、大豆、サトウキビ、たまねぎ、ねぎ、みそ、しょうゆ、ビート(砂糖大根)、キャベツ、ごぼう、アスパラガス、蜂蜜、バナナ、牛乳、ヨーグルト、ジャガイモ、各種麦類、ブドウ、きなこ、にんにく、トウモロコシ、枝豆、きな粉など。これらは意識して摂るようにしたいですね。
けれども、オリゴ糖はあまり多く含まれているものではないので、食品から必要量を摂るのは大変です。しっかり摂るためには、オリゴ糖を粉末やシロップに加工したもので補いましょう。
ヨーグルトにかけて食べたり、いつものコーヒーに入れて飲んだり、砂糖の代わりに料理に入れるのもいいですね。
ただし、甘さが控えめなので、ついたくさん入れすぎてしまうかも。多すぎるとお腹がゆるくなるので、気をつけてくださいね。
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